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自律神経免疫治療と気診治療:悪性腫瘍患者の効果
51才女性 乳癌手術後肋骨転移
経過
骨に転移した癌は末期的と考えるのが標準的であるが、骨は日々に代謝を行っている部位なので、身体にとってよい刺激を加えると改善するのも速いのです。この症例ではホルモン治療や抗癌剤などの併用も効果的であったと考えられます。
消失した乳癌症例
現病歴
3年半を要したが、乳癌専門医の診断では超音波検査上では腫瘤が消失した。
初診時の超音波検査の画像です。
腫瘍消失時の超音波像
乳癌専門医が経過を観察していましたが、印のついた部位に腫瘤があったはずですが、この検査を受けた時点では腫瘤とはいえない、という診断でした。
癌に対する灸治療の効果
お灸のよいところは、やり方さえわかれば自分自身でできることです。当クリニックを受診しなくとも意欲さえあれば治療の頻度を高められます。癌そのものを直接的に加熱できなくとも、癌そのものの周囲の血液循環動態を良くし、局所にリンパ球を増加させるという望ましい変化を起こせるのです。リンパ球が病的な細胞を処理するためには、全身的にもリンパ球の数を多くする必要があります。そして、忘れられがちなのですが局所の血液の流れを良くし、病的な部分にリンパ球が移動しやすい状態を作ることです。そのためにお灸が効果的なのです。 癌の治療法のひとつとして有名なゲルソン療法があります。日本では福島在住の精神科医星野先生が自らの肝転移を伴う大腸癌を克服した治療法として有名です。ゲルソン療法では塩の害を強調します。それは塩が身体に増えると癌そのものにむくみがでてくるからです。大量の野菜ジュースを摂取するのはむくみの改善を目的の一つにしているからです。 当クリニックで行っている綿花を利用した『間接灸』ではむくみが改善しやすいのです。ゲルソン療法単独で行うよりは『綿花を利用した間接灸』を併用あるいはこの『コットン灸』単独でもむくみは急速に改善するのです。
膝の打撲部:お灸の前後
お灸前
お灸直後
これまでは打撲には加熱してはいけないもの、とされてきましたが、『コットン灸』をすると打撲の治りが速いことが判明しております。むくみの改善も速やかにみられ、癌そのものに対する効果も、単純にゲルソン療法などの食事療法しかおこなっていない場合と比べるとお灸をしながら食事療法を行った場合には効果が出やすいようです。
悪性腫瘍症例:意外な治療法